解体工事の職人の仕事ってどんなもの?
こんにちは!解体工事を行っている焼津市の株式会社中森工業です。
弊社では静岡市内を中心に、静岡県内でさまざまな解体工事にご対応しております。
このコラムコーナーでは、弊社が長年の業務に関する豆知識やその他ちょっとした情報をご紹介しております。
さて、今回「解体工事の職人の仕事ってどんなもの?」という疑問について簡単にお答えいたします。
変化がおもしろい現場!
解体工事は形あるものを無に帰すという仕事です。
昔住んでいた町を訪れてみたら、かつてここにあったはずの家が空き地になっていたというご経験はありませんか。
少しの感傷とともにその空き地をじっと眺める、なんていう思い出がある人もいるかもしれません。
家であれ店舗であれ、建築物というものは人が住んだり、仕事をしたりすることで、ただの物体ではなくなります。
その建築物にはそこで人々が過ごした時間や思いなどが残されているのです。
それらの時間や思いごと無に帰す、それが解体工事の仕事だと思っています。
解体の経過とともに変わっていく建物。
時には無残な姿をさらすというところや最後には何もなく無に帰ってしまうところといい、まるで人の一生を見るような気がすることさえあります。
一般の方のご協力ありき
解体工事は普通の街中で行われることがほとんどです。
かつては家族が過ごしていたであろう集合住宅や、年代物の戸建て住宅。
解体工事の対象になるのは、実際に人が暮らしていた建物や何某かの仕事を営んでいた店舗やビルといったところが多いのです。
粉塵飛散を防ぐための処置を行って、十分に放水を行うわけですが、周囲への影響が皆無というわけではありません。
ですから一般の方のご協力なくしては、仕事を行うことすら難しいのが解体という仕事です。
解体工事は建築物の最後を看取る仕事ともいえます。
どうかそういう思いで温かく見守っていただければと切に願います。
未経験からでも活躍できる
解体工事は建築物の最後を看取る仕事。
形あるものを無に帰すということに興味があるならば、きっとやりがいを持って仕事をすることができます。
新しい住宅を生みだす建築工事と住宅の最後を看取る解体工事は対の関係にあると私どもは考えます。
新しく生みだすという仕事がある限り、最後を看取るという仕事を誰かが担わねばなりません。
そういった意識を共有できる人であれば、未経験であることは何の障害にもなりません。まず入社して仕事を覚えながら、じょじょに業務に必要な資格を取っていけばいいだけのことです。
このコラムを読んで、解体工事の存在意義やその仕事にご興味を持っていただけると幸いです。
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