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木造・RC・鉄骨解体の違いって何?中森工業で学べる3つの技術を徹底解説

静岡県焼津市に拠点を置き、総合解体工事業を展開する株式会社中森工業です。
私たちは、街の未来を創造する解体工事のプロフェッショナル集団として、日々多くの建物の解体に携わっています。
「解体工事」と一言でいっても、建物の構造によってその手法は大きく異なります。
今回は、これから解体工事の仕事に挑戦したい、焼津市で解体作業員の求人を探しているという方に向けて、主な建物の構造である「木造」「RC造」「鉄骨造」の解体方法の違いや、それぞれで求められる専門技術について詳しく解説します。
この仕事の奥深さや専門性を知るきっかけになれば幸いです。

 

解体工事の基本と建物の3大構造

解体工事は、建物を安全かつ効率的に取り壊し、更地にするための専門的な工事です。
ここでは、解体工事の基本的な考え方と、対象となる建物の主な構造について解説します。
これらの知識は、プロの解体作業員を目指す上での第一歩となります。
 

 ただ壊すだけではない、計画性が求められる専門工事

解体工事は、単に建物を破壊する作業ではありません。
工事前には、建物の構造、周辺環境、法令などを綿密に調査し、最適な解体計画を立てる必要があります。
騒音、振動、粉じんの飛散を最小限に抑えるための対策や、解体で発生した廃棄物を法律に従って適正に分別・処理することも重要な業務です。
安全管理を徹底し、計画通りに工事を完遂するには、高度な知識と技術、そしてチームワークが不可欠です。

 

 なぜ構造ごとの解体方法を知る必要があるのか?

建物の骨格となる「構造」が違えば、解体の手順や使用する重機、注意すべき点も全く異なります。
例えば、木でできた家とコンクリートのビルでは、硬さも強度も全く違います。
構造に合わない方法で解体を進めると、予期せぬ倒壊を招いたり、作業効率が著しく低下したり、近隣に多大な迷惑をかけたりする危険性があります。
そのため、プロの解体作業員は、各構造の特性を深く理解し、現場ごとに最適な工法を選択する能力が求められるのです。

 

 木造・RC造・鉄骨造の構造比較

日本の建物の多くは、「木造」「RC造」「鉄骨造」のいずれかに分類されます。
それぞれの特徴を理解することが、適切な解体工事の第一歩です。

 

項目
木造(W造)
RC造(鉄筋コンクリート造)
鉄骨造(S造)
主な用途
戸建て住宅、アパート
マンション、ビル、学校
工場、倉庫、商業施設
特徴
日本の伝統的な工法。比較的解体しやすいが、分別は細かい。
非常に頑丈で、解体には大型重機と特殊なアタッチメントが必要。
鉄骨の柱と梁で構成。計画的な切断と吊り下げ作業が重要。
解体時の注意点
粉じんの飛散防止、手作業による丁寧な内装解体。
騒音、振動が最も大きい。アスベスト含有の可能性も高い。
高所作業が多く、部材の落下防止対策が最重要。

 

【木造(W造)解体】繊細さと効率性を両立させる技術

日本の住宅で最も多い木造建築の解体は、解体工事の基本ともいえる分野です。
一見単純そうに見えても、そこには多くの専門知識と経験が求められます。
焼津市内や近隣の藤枝市、島田市でも、木造住宅の解体案件は数多く存在します。

 

 日本の住宅を支える木造建築の解体プロセス

木造解体は、まず建物を覆うように足場と養生シートを設置し、騒音や粉じんが外部に漏れないようにすることから始まります。
その後、瓦やサッシ、内装材(石膏ボード、断熱材など)を手作業で丁寧に撤去していきます。
この内装解体を先に行うことで、後の重機による解体作業がスムーズに進み、廃棄物の分別もしやすくなります。
内装材が撤去されたら、いよいよ重機を使って建物の構造体(柱、梁、壁)を解体していきます。

 

 手壊しと重機解体の的確な使い分け

木造解体の特徴は、「手壊し」と「重機解体」を巧みに使い分ける点にあります。
特に、住宅が密集しているエリアや、重機が入れないような狭い場所では、手作業による解体が中心となります。
隣接する建物に傷をつけないよう、また、貴重なリサイクル資源となる木材を丁寧に分別するためにも、手壊しの技術は不可欠です。
一方で、効率性が求められる場面では、油圧ショベルなどの重機を投入し、一気に解体を進めます。
現場の状況を的確に判断し、最適な工法を選択する能力が作業員には求められます。

 

ポイント
木造解体は、内装材や建具など、多種多様な素材を手作業で分別する能力が重要です。
また、リサイクル可能な木材を丁寧に取り扱うことで、環境負荷の低減に貢献できます。
廃棄物の知識と分別のスキルは、一流の解体作業員になるために必須の要素です。

 

 木造解体と建設リサイクル法

解体工事で発生した廃棄物は、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」に基づき、適切に処理することが義務付けられています。
特に木造解体では、木くず、コンクリートがら、アスファルトがらなど、様々な種類の廃棄物が発生します。

 

特定建設資材
主な再資源化の用途
コンクリート
再生砕石(路盤材など)
木材
チップ(製紙原料、燃料)、パーティクルボード
アスファルト・コンクリート
再生加熱アスファルト混合物

「参照:国土交通省 建設リサイクル」

 

 

【RC造解体】強固な建物を攻略するダイナミックな技術

RC造(鉄筋コンクリート造)は、その名の通り鉄筋とコンクリートで造られた非常に頑丈な構造です。
マンションやビル、公共施設などに多く採用されており、その解体にはパワーと精密さを兼ね備えた高度な技術が求められます。

 

 RC造(鉄筋コンクリート造)とは?

RC造は、引っ張る力に強い「鉄筋」と、圧縮する力に強い「コンクリート」を組み合わせることで、高い耐久性と耐震性を実現した構造です。
非常に強固であるため、解体には大型の重機や特殊なアタッチメントが必須となります。
また、木造に比べて騒音や振動が大きくなるため、近隣への配慮がより一層重要になります。
さらに、古いRC造の建物には、断熱材などにアスベスト(石綿)が使用されている可能性があり、その場合は専門的な知識と厳重な管理のもとで除去作業を行う必要があります。

 

 多彩な専門工法と重機の活用

RC造の解体では、現場の状況に応じて様々な工法が使い分けられます。
油圧ショベルの先端に装着するアタッチメントを交換することで、多彩な作業に対応します。

圧砕工法:ハサミのような形状のアタッチメント(圧砕機)でコンクリートを砕き、中の鉄筋を切断する方法。騒音・振動が比較的少なく、現在の主流工法です。
大型ブレーカー工法:ノミのような重機でコンクリートを破砕する方法。パワーがありますが、騒音・振動が大きいため、使用できる現場は限られます。
転倒工法:壁や床を一定の大きさに切断し、内側に倒してから細かく破砕する方法。高層階の解体などで用いられます。

これらの工法を適切に選択し、巨大な重機をミリ単位で操作する技術は、まさに職人技といえます。

 

 RC造解体で特に重要な近隣への配慮

前述の通り、RC造の解体は大きな騒音や振動を伴います。
そのため、養生シートだけでなく、防音パネルを設置して騒音を軽減したり、散水を徹底して粉じんの飛散を抑えたりと、徹底した対策が求められます。
工事前には近隣住民の方々へ丁寧な説明を行い、理解と協力を得ることが不可欠です。
安全でスムーズな工事は、確かな技術力と、周囲への細やかな気配りがあってこそ実現します。
焼津市で解体工事の求人をお探しの方も、こうした社会的な責任を担うやりがいを感じられるはずです。

 

【鉄骨造(S造)解体】計画性と安全管理が鍵を握る仕事

鉄骨造(S造)は、鉄骨の柱と梁で骨格を形成する構造で、工場や倉庫、店舗といった大規模な建物に多く用いられます。
木造やRC造とは異なり、部材を一つひとつ計画的に取り外していく、緻密な作業計画と高度な安全管理が求められる解体工事です。

 

 鉄骨造(S造)の特徴と解体時の注意点

鉄骨造は、建物を建てた時と逆の手順で解体していくのが基本です。
まず壁や屋根などの外装材を撤去し、鉄骨の骨組みだけの状態にします。
その後、鉄骨をガスバーナーなどで切断し、クレーンで吊り下げて地上に下ろしていきます。
一つ数トンにもなる鉄骨を扱うため、吊り荷のバランスやワイヤーの掛け方、クレーンの操作など、全ての工程で些細なミスも許されません。
高所での作業も多くなるため、作業員の安全帯の使用徹底や、部材の落下防止対策が最重要課題となります。

 

 ガス切断と重機を組み合わせた解体プロセス

鉄骨の切断には、主に「ガス溶断」という技術が用いられます。
これは、可燃性ガスと酸素を使って鉄を高温で溶かし、切断する方法です。
この作業を行うには専門の資格が必要であり、火災のリスクもあるため、細心の注意を払って作業を進めます。
切断された鉄骨は、移動式クレーンで慎重に吊り上げられ、地上に降ろされます。
地上では、油圧ショベルに鉄骨カッターなどのアタッチメントを装着し、運びやすい大きさに裁断します。
ガス溶断工、重機オペレーター、玉掛け作業員など、各分野の専門家が連携して初めて成り立つ工事です。

 

 鉄骨解体で求められる資格とスキル

鉄骨造の解体現場では、様々な専門資格を持つ作業員が活躍しています。
これらの資格は、安全な作業を行うために法律で定められており、専門性の高いスキルを証明するものでもあります。

 

資格名
主な役割
ガス溶接技能者
ガスバーナーを使用して鉄骨を切断する作業。
玉掛け技能者
クレーンのフックに荷(鉄骨など)を掛け外しする作業。
移動式クレーン運転士
移動式クレーンを運転し、鉄骨などの重量物を吊り上げる作業。
足場の組立て等作業主任者
高さ5m以上の足場の組立て、解体、変更の作業を指揮する。

「参照:一般社団法人 全国解体工事業団体連合会」

 

専門技術を身につけ、解体のプロフェッショナルへ

今回は、木造、RC造、鉄骨造という3つの主要な建物構造における解体工事の違いについて解説しました。
それぞれの構造に特有の工法、必要な重機や資格、そして安全管理のポイントがあることをご理解いただけたのではないでしょうか。
解体工事は、決してただ建物を壊すだけの単純作業ではありません。
構造力学や関連法規、廃棄物処理に関する深い知識と、現場の状況を的確に判断する経験、そして何よりも安全を最優先する意識が求められる、非常に専門性の高い仕事です。
株式会社中森工業では、こうした多種多様な現場を経験することで、幅広い技術を身につけることができます。
静岡県焼津市で解体工の募集を探している方、未経験からでも一生モノのスキルを身につけたいと考えている方は、ぜひこの奥深い解体の世界に挑戦してみてください。

 





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