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解体工事の廃材処理とリサイクルとは?環境に配慮した現場作業の実態

こんにちは。静岡県焼津市を拠点に解体工事を専門とする株式会社中森工業です。
焼津市・藤枝市・静岡市駿河区を中心に、木造住宅から鉄筋コンクリート造まで幅広い建築物の解体工事を手がけております。
 
近年、解体工事業界では環境負荷軽減への取り組みが重視され、廃材の適正処理とリサイクル推進が法的義務となっています。
建設リサイクル法の施行により、コンクリート塊、アスファルト塊、木材などの建設廃棄物の分別解体と再資源化が義務化され、リサイクル率は97.2%の高水準を達成しています。
本記事では、解体工事現場での廃材処理の実態と環境配慮の取り組みについて詳しく解説いたします。

 

解体工事における廃材の種類と分類

解体工事で発生する廃材は、法律により詳細に分類され、それぞれ適切な処理方法が定められています。建設工事に伴い発生する廃棄物は「建設副産物」と呼ばれ、主に産業廃棄物として処理されます。
環境省の統計によると、産業廃棄物全体の約2割を建設廃棄物が占めており、その適正処理は環境保全上重要な課題となっています。
 
焼津市・藤枝市・静岡市駿河区での解体工事では、木造住宅、RC造建物、工場・倉庫など多様な建築物が対象となるため、発生する廃材の種類も多岐にわたります。
これらの廃材を適切に分別し、法令に従って処理することが解体作業員の重要な業務の一つです。
 

産業廃棄物の分類と処理義務

 

廃棄物の種類
発生源
リサイクル方法
再生利用用途
コンクリート塊
RC造・基礎部分
破砕・分級処理
再生クラッシャーラン・路盤材
アスファルト塊
舗装材・防水材
加熱・再生処理
再生アスファルト合材
木材
構造材・内装材
破砕・チップ化
パーティクルボード・燃料チップ

「参照:環境省・産業廃棄物の排出及び処理状況等」
 

建設リサイクル法に基づき、特定建設資材(コンクリート、アスファルト・コンクリート、木材)を用いた建築物の解体工事では、分別解体と再資源化が義務付けられています。
解体作業員は現場において、これらの廃材を混合廃棄物とならないよう適切に分別する技術と知識が求められます。
 

重要ポイント
解体作業員には廃材の種類を正確に判別し、適切な分別を行う専門知識が不可欠です。
特にアスベスト含有建材の識別や石膏ボードの分別など、法令遵守のための技術習得が求められており、これらのスキルは焼津市の解体工事求人においても高く評価されます。

 

建設リサイクルシステムの現状

日本の建設廃棄物リサイクル率は、国土交通省の建設リサイクル推進計画により大幅に改善され、2024年度の実績では97.2%という世界的にも高い水準を達成しています。
この背景には、1998年の建設リサイクル法制定以降、業界を挙げた継続的な取り組みがあります。
 

 

品目別リサイクル率と達成状況

 

建設副産物
2024年実績
目標値
達成状況
建設廃棄物全体
97.2%
98%以上
目標値に近接
アスファルト・コンクリート塊
99.5%
99%以上
目標達成
コンクリート塊
99.3%
99%以上
目標達成
建設発生木材
96.8%
97%以上
目標値に近接

「参照:日経クロステック・建設リサイクルの正念場」
 

これらの高いリサイクル率は、解体工事現場での適切な分別作業と処理施設での高度な再資源化技術の組み合わせにより実現されています。
しかし、近年は再生資材の需要と供給のバランス調整が課題となっており、より効率的な循環システムの構築が求められています。
 

焼津市・藤枝市・静岡市での廃材処理体制

静岡県では、廃棄物リサイクル課を中心とした産業廃棄物処理体制が整備されており、建設廃棄物の適正処理とリサイクル推進を支援しています。
焼津市・藤枝市・静岡市駿河区においても、複数の処理施設が稼働し、地域内でのリサイクルループが確立されています。
 

地域
主な処理施設
処理能力
特徴・強み
焼津市周辺
コンクリート破砕処理施設
月間1,500t
高品質再生骨材の生産
藤枝市周辺
木質系廃棄物処理施設
月間800t
バイオマス燃料への転換
静岡市駿河区
総合リサイクル施設
月間2,000t
多品目対応・24時間受入

「参照:静岡県・産業廃棄物関係施設許可」
 

解体作業員の役割と専門知識

解体工事現場において作業員が担う廃材処理業務は、単純な分別作業から高度な専門判断まで多岐にわたります。特に焼津市・藤枝市・静岡市駿河区では、住宅地と工業地域が混在し、解体対象建物の多様性から、作業員には幅広い知識と技術が求められます。
 
現場での廃材処理では、まず建築物の構造調査から始まり、使用されている建材の種類や年代を把握し、適切な解体順序と分別方法を決定します。アスベスト含有建材の有無確認、有害物質の特定、リサイクル可能材料の選別など、環境法令と安全基準を満たす作業遂行能力が不可欠です。
 

スキルアップ
焼津市の解体工事求人では、廃材処理に関する専門知識を持つ作業員への需要が高まっています。
建設リサイクル法の理解、産業廃棄物処理の実務経験、環境配慮の意識などが評価され、これらのスキルを身につけることでキャリアアップと待遇向上につながります。

 

環境配慮型解体工事の今後の展望

解体工事業界における廃材処理とリサイクルの取り組みは、法令遵守から積極的な環境貢献へと発展しています。
国土交通省の建設リサイクル推進計画2020に基づく高いリサイクル率の達成により、日本の建設業界は世界的にも先進的な循環型システムを構築しています。
 
焼津市・藤枝市・静岡市駿河区における解体工事では、地域の処理施設との連携により効率的な廃材処理体制が整備され、解体作業員にとって働きやすい環境が提供されています。
今後は、サーキュラーエコノミーの概念に基づくより高度な資源循環システムの構築が期待されており、解体工事職人の専門性と社会的価値はさらに向上していくでしょう。
 
解体工事の廃材処理は、単なる廃棄物の処分ではなく、限りある資源を有効活用し、持続可能な社会の実現に貢献する重要な業務です。
環境配慮の意識と専門技術を身につけた解体作業員として、地域社会の発展と環境保全に寄与する価値ある仕事に従事していただけることを期待しています。

 





焼津市・静岡市などの解体工事は株式会社中森工業
建設・解体工事に興味のある方、求人募集中!
〒425-0068 静岡県焼津市中新田90-3
電話:054-659-7320 FAX:054-659-7321
※営業・セールス目的の問い合わせはご遠慮願います。

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